オキザリス・夫婦に関しての雑感
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朝はかなり冷え込んだけれど、日中は気温がけっこう上がり暖かい日だった。オキザリスが光を浴びて気持ちよさそうに咲いていた。
日経新聞、今月の「わたしの履歴書」は仲代達矢。
宮崎恭子さんとはおしどり夫婦として知られていた。そんな夫婦でも、本音はなかなか話さなかったようだ。宮崎さんが亡くなって後、書き残していたものを読んでその本音を初めて知ったという記述がけっこうでてくる。いろいろなつらい思いは宮崎さんが一人で引き受けていたようにもとれる。この世代の夫婦の関係としては一般的なところかもしれない。この世代に限らず日本の夫婦のありようはこんなものなのかもしれないなとも思う。
ただ仲代夫妻には、仕事という共通の話題があり、二人で協力しあい、お互いに引き立てあうというのがあるところが一般と違うところだろうか。
過去の履歴書でも奥さんと共通の仕事をもっていた人の方が夫婦の愛情が深いように感じることが多かったように思う。
先日大学の同窓会があり行ってきた。近くに住んでいることが分かった先輩と知りあった。一番下のお子さんが今年高校を卒業したそうだ。「この子が高校を卒業するまでは」といろいろなことを我慢してきたそうだ。そして今春、こどもさんの卒業と同時にご主人も単身赴任になったそうだ。彼女いわく「神様はいるんだと思った。」
同期の友人は、仕事の関係でご主人とはずーっと別居のままだけれど、「同居?今更もういいわ」という感じだった。
40代も後半になれば、皆こんなものなのかもしれない。