障子の張り替え
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ウチはカーテンがつく窓にはカーテンではなく、内障子をつけた。今時珍しいカーテンのない家。というわけで障子が普通の家に比べて各段に多い。これをすべて張り替えるのはけっこう大変。でも一年経つとそれなりに汚れるもので、新しい障子紙に比べるとかなりくすんでいる。張り替えると明るくなって、気持ちいい。それに新年を迎えるにふさわしく、あらたまった気分にもなる。
最初のころは要領も悪く、一日がかりでやっていたのに、今や半日でかたづくようになった。そして終われば疲労困ぱいとなっていたが、最近はそうでもない。慣れというのはばかにできない。
こどもは4歳の時から手伝ってくれているので要領は心得たもの。しかも今や身体は私より大きくなっているから一人前以上の働きをしてくれる。助かる。夫には仕事を理由に逃げられたが、二人でもサクサクはかどった。出来栄えも上々。あっという間とは言えないが、4時間ほどで18本の障子の張り替えが終わった。
おすすめはガイド付のノリ。以前は刷毛でノリを塗っていたが、これがけっこう手間だった。絞り出し口に桟に沿わすことのできるガイドがついていて、これにより適量のノリを桟にきれいに早くしかも連続的に付けることができる。のり付けが障子張りの律速段階と思われるが、このガイド付ノリのおかげで障子張りが飛躍的に早くなったのではないかと思う。