ミモザアカシア 見ごろに
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菜箸ほどの苗木を植えてから4年目。今年もたくさんの花をつけた。
この花がまた不思議な形をしている。花びらはなく、まん丸のフサ状にシベがでている。花はつぼみの時からすると体積にして10倍にはなっていると思われるので、量感がある。樹冠部が花で埋め尽くされているようでみごとだ。そして明るい黄色が光と風で表情を変えていく。思わず見とれてしまう。( もっとも今日のように強風が吹き荒れると折れるのではないかとちょっと心配にはなるが。)
これもまた大好きな花。ほのかな芳香とあいまって、なんか心をウキウキさせるものがある。春本番を告げてくれる花だ。
マメ科の植物は根粒細菌によりチッソを固定するせいだろうか、成長がとても早い。その早さには目を瞠るものがある。1センチにも満たなかった幹の径がもう9センチほどになっている。
花後はすぐにバッサリと剪定するが瞬く間に枝が伸びて樹冠を形成し、夏には花芽をつけている。