ハナショウブミステリー 推理編
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結局タネの混入経路を推理することになる。
実物は見たことがないが、ネットにある写真を見たところ、2−3ミリはありそうで、風に飛ばされてというのは考え難い。
鳥が食べるとも思えないので、糞に紛れてというのも違うと思う。
ひっつき虫のように衣服にくっつく構造にもなっていないので、人、または動物が運んできたというのももあり得ない。
となると土に混入していたことになる。
ここでハタと気付いた。
2〜3年前のことだったと思う。芝のサッチをとらずにそのまま放置していたせいか、芝が浮き上がってきた。それで目土を入れるために川砂をホームセンターで購入した。
この砂を芝に入れ、残った分を少しずつ花壇のあいているところにも広げておいた。
ハナショウブが咲いているのはまさにその砂をおいたところと合致するし、時間的にも合う。
こうなるとタネは川砂に混入していたと考えるのが一番合理的かなと思う。
というわけでハナショウブのタネは川砂に付いていたおまけということにしておこう。
このハナショウブ、私の好みの白花で、藤色の絞りが少し入って、なかなかよい。
当たりのおまけといえる。