アジサイ
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アジサイはアジサイ科の日本原産の落葉低木
(ユキノシタ科も間違いではないが、古い方式の分類で、1988年にバラ目の中にアジサイ科を独立しユキノシタ科と分化させ、1990年以降の事典ではアジサイ科となっているとのこと。こちらに詳しい。)
学名はHydrangea macrophylla form. macrophylla
日陰でも育つとあるけれど、日当たりが悪いとやはり花つきは悪くなるようだ。
ウチのは塀際のきわめて日当たりの悪いところに植えてあるので、成長も花つきもいまひとつ。
でも色はとても気に入っている。
アジサイは酸性土壌で青、アルカリ性でピンクとなり、日本の土壌は基本的に酸性なので日本のアジサイは青いということのようだ。
そしてウチの庭も酸性土壌であったと。
アジサイといえば雨がよく似合う花であることは誰もが認めるところ。
アジサイで思い出すのが神戸市立中央体育館。
ここの外壁にタイルのモザイクでできたアジサイがあった。
学生の頃、ここで開催される大会が決まってこの時期だった。
当然ここの風景はいつも雨催いのものとなり、このアジサイの壁画が違和感なく溶け込んでいた。
でも考えてみれば年中ここはアジサイで飾られているわけで、別の季節に来ていたらこの雨に煙るアジサイの情景は記憶には残らなかっただろうなと思う。
ところでアジサイで検索してみると、日本アジサイ協会というのがでてきた。
さすがに日本原産の花だけのことはあると納得した。