クレマチス フロリダ ‘シロマンエ(白万重)’の紅葉
|
シロマンエの葉っぱが美しく色付いてきた。
クレマチス特有の3出複葉が、この渋いダークな色ともとてもマッチしている。
まだ大きな株ではないので、この葉っぱは少ないけれど、もう少し成長すればこの色の占める面積も大きくなって見ごたえのあるものになると思う。
クレマチスは常緑のもの以外は冬に落葉して細い針金のような茎だけが残る。
ウチにある落葉性のクレマチス ミゼットブルーはすでにそういう姿になっている。
アーマンディなどの常緑クレマチスの葉っぱは革質でいかにも常緑という風情で紅葉はしない。
一方シロマンエの葉っぱは薄く、落葉性のような印象だけど、実は常緑で、こうして紅葉するということだろう。
花は蕾の段階から咲きすすむに従いあんな風やこんな風に異なった姿を見せ楽しませてくれるが、葉もこうして季節により装いを変える。
こうしてみるとシロマンエは非常に観賞価値の高いお徳用のクレマチスだと思う。
寒さに弱いということで、風のあたり難いところに植えたけれど大丈夫だろうか?
今年の2月初旬に連れてきて、鉢を軒下に置いていた。この時は暖冬だったから当然びくともしなかったので実際のところはどれくらい寒さに弱いのかは不明。
この冬はここで無事越せるだろうか?
−追記ー
葉っぱは年が明けてから落ちて他の落葉性のクレマチスと同じような姿となったので、常緑ではなく落葉だった。
屋外でいまのところ難なく冬越しできているので、そう寒さに弱いということもないようだ。