オオツルボ
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オオツルボ
ユリ科の球根植物
原産地は地中海西部
学名はScilla peruviana
シラー ペルビアナともいう
つぼみはこんな。
初めてこの花を見たのは5年くらい前。この辺りではよくある農家とおぼしき屋敷の塀際に植栽されていた。
その不思議な花が気になって初めて見た時調べてみた。ヘェー、こんな花があるのかと記憶にとどめた。
その後徐々に見かけることが多くなった。
イングリッシュブルーベルを植えたときに、オオツルボの仲間であることをその色から納得した。
つぼみは濃い紫で、咲くと薄い紫だけど、シベが青色。しかも花糸が糸状でなく太いし、雌しべともども青をしっかりと主張している。
中央のつぼみとの対比、そして傘状に咲いていくその全体の姿もユニークだ。
先月JAの直売所に例によって名無しのゴンベで、つぼみのものが並んでいた。15センチ径のポットにつぼみ付きが2株植えられて200円だった。
この特徴的なつぼみはすぐにピンときた。迷わず連れて帰った。
つぼみの下から順番に咲いていく。つぼみが虫にかじられてしまったので同心円状にはならないけれど、それもまた一興かと。