ヤコウボク
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夏に一度咲いたヤコウボク、花後に切り戻したら、秋に蕾をつけた。
先月下旬に初霜が降りたのでさすがに室内に取り込んだ。
夜になると香りがする。何の香りだろうと鉢植えを見るとヤコウボクが咲いていた。
香りは十日間くらいは続いていたけれど、香るのは夜限定。
夏に咲いた時は日中は最初のうちは閉じていたけれど、今回は日中も咲いている。
もう今は夜になっても芳香を放つことはないけれど、未だ盛大に咲いている。
気温が低いので花保ちがいいのかもしれない。
夏の花は日中はこんなにきっちり咲いていなかった。(参照)
淡いグリーンの細長い花筒とその先についた星形の小さな花が見事に咲き揃っている。
一つ一つは地味だけど、こうして団体で咲くと見応えがある。
夏、暗がりで見るヤコウボクはその香りとも相まってちょっと怪しい雰囲気があったけれど、冬の陽射しのなかではあちこちに向かって咲いて元気いっぱいのおちびさんたちという風情。