カルーナ ウルガリス 'アフロディーテ'
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カルーナ ウルガリス 'アフロディーテ'はツツジ科の常緑低木
一口にカルーナといっても園芸種が非常に多い。葉の色も緑の濃いものから薄いものまでさまざま。でもひとつ共通していえることは夏と冬では葉色の変化が楽しめるということ。普通の常緑樹との大きな違いもこの点かなと思う。
で、このアフロディーテ、秋にピンクの壷形の小さな花を沢山着けていた。これは花が開かないタイプだった。
葉色はよくある緑だった。枝が株立ち状になり、花も沢山つけて樹形がウチにあるカルーナとは違っておもしろいなと気に入った。
写真に白いものがあるがこれが色あせた花。
普通花が退色すると茶色になるものが多いなかで白というのは珍しい。この点だけをとってもポイントは高い。
冬にどんな葉色になるのかは変化してからのお楽しみというところだった。
さて、いよいよ寒くなってきました。
そしてこの葉色。
濃い青をさらに黒っぽくしたような、濃いグレーともいえるけれど、グレーとひとことで片づけてしまってはもったいないような何とも言えないビミョーな妖しい輝きを放っている。
こういうビミョーな葉色は初めてのように思う。
当たりというかなんかとても得した気分。
まだ小さいので目立たないけれど、これがある程度成長して、株全体がこの色になればすごい存在感のあるものになるんじゃないかと期待してしまう。
冬枯れの寂しい庭にボスコープと共に彩りを添えてくれそうで楽しみがひとつ増えた。