ハギについてちょっと
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ハギについてこちらにかなり詳しく学術的な記述があった。
ハギは種間雑種があるうえに、形質の変異性や現れ方の差についての研究が十分でなかったために種の変異性が把握されず、また種間の違いが分かり辛いというのもあり、分類の難しい植物だということだ。
園芸種としてはミヤギノハギの系統とニシキハギの系統があるようだ。
ミヤギノハギは形態の変異の幅が極端に狭いということだ。
一方ニシキハギは野生のビッチュウヤマハギが栽培されている間に他の種と交雑して生じたいろいろな型の雑種の集合と考えられ、変異の幅が広い。
シロバナハギはこのニシキハギの系統に入る。
ムサシノハギは形態からミヤギノハギの系統のように思う。
ハギは交雑しやすいということなので花の特徴からきのうアップしたのはムサシノハギとシロバナハギとの雑種と考えるのが自然かなとは思う。
いずれにせよ、目新しい花が咲いてラッキーだったなと。