キチジョウソウ
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キチジョウソウ(吉祥草)
ユリ科の常緑多年草
原産地は日本から中国
学名はReineckea carnea
名前が植えている家に吉事があると開花するという伝説に由来する縁起の良い植物。
先月知り合いに分けてもらって植えた。葉っぱだけだと思っていたら花芽もついていたようだ。
吉事があったわけでもないけれど、花が咲いたのはうれしい。
「吉祥」ってそもそも良い兆しのことなので、花が咲くというのは吉事の結果ではなくて、よいことを予兆するものだと思うけど・・・。
いずれにせよこういうおめでたそうな名前がついていると、植えてみたくなるのは人情だと思う。
丈夫で日陰でもよく育ち、なおかつよく増えるので下草によく利用される。
ヤブランやジャノヒゲと性質は似ている。葉っぱがこれらよりは鋭角的で薄い感じで、実が赤くなるのでやっぱりおめでたい印象になるかな。