ジャノヒゲの実とドウダンツツジの実
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この実の色の美しさにはいつもはっとさせられる。
こんなにキレイなのに葉っぱに紛れていて探すくらいでないとなかなか出会えない。
でもこの色は枯れ色の中では目立つし、葉っぱで隠れていてチラッと見える程度でも見逃すことはない。
これはじつは実ではなくタネで、この表面の種皮以外はほとんど食べるところはないらしい。
ということで老練な鳥はこのことを知っているのであまり食べないけれど、若い経験不足の鳥はだまされて食べるらしい。
でも冬も深まり食料がなくなってくると老練な鳥も背に腹はかえられないということで、種皮だけでもと食べるそうだ。
というわけでジャノヒゲは鳥にタネを散布してもらう他力型。
一方自力でえいやっと散布する植物もある。
ドウダンツツジがえいやっとタネを飛ばした残骸がなんかかわいかった。そして冬芽はしっかりと春待ちモード。
実は小さくてこんな感じ。
そういえばタネはどんなか見たことないなぁ。
五つに割れているのでそれぞれにひとつずつタネが入っているのかな?今年は確かめてみよう。