筑波実験植物園で目についたもの
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初見のもの、おもしろかったものなどを。
コンテリクラマゴケ(紺照鞍馬苔)
イワヒバ科
Selaginella uncinata
紺色というよりもエメラルドグリーンに近いように思ったけれど、樹陰に微妙な色合いでその存在を主張しちょっと妖しい美しさだった。
サンショウバラ(山椒薔薇)
バラ科
Rosa hirtula
名前の通り葉っぱが山椒にそっくり。可憐な花だった。
サラサドウダン(更紗満天星)
ツツジ科
Enkianthus campanulatus
かなりの大木がたくさんあり、どれも花を鈴なりにつけてみごとだった。
カイナンサラサドウダン(海南更紗満天星)
ツツジ科
Enkianthus campanulatus var. sikokianus
近畿、四国地方に分布する。
サラサドウダンよりグリーンが強く地味な印象だけど、そこがよかった。
ただしっかり咲くと真っ赤になるようだ。(参照)
ジャケツイバラ(蛇結茨)
マメ科
Caesalpinia decapetala var. japonica
つる性なので他の木を這い上がり、豪快に咲いていた。
咲いているのを初めて見た。
トチノキを台木にして接がれたマロニエ
樹皮の特徴がこれだけはっきり違うものを接いであると、接ぎ木であることがよく分かる。植物園らしい展示。