フェイジョアの花の秘密
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フェイジョアの花は咲き進むと花びらの両端がくるんと巻き上がってきて、裏側が表面に出てくる。
花は咲きすすむに従い姿を変えていくものだし特に気にもとめていなかった。
エディブルフラワーだということで、どんな味がするんだろうと花びらをちぎってみると、なんと花びらが2層構造になっていた。へぇ〜
赤い半透明の膜のようなものが花弁の表面を被っていて、この膜に引っ張られて花弁の両端が巻き上がっていた。
しかも花の赤い色はこの膜にだけついていて、下の花弁は裏面だけでなく表面も白い。
多分咲くに従い白い下側の花弁だけが成長し、この膜はほとんど成長しないか、逆に縮むかで、膜が浮き上がり、白い花弁を引っ張るようになり巻き上がっていくんじゃないかな?
こういう2層構造の花びらは初めて見たように思う。
この構造にどんな意味があるんだろうか?
植物は子細に見ると新しい発見があって楽しみは尽きない。
で、味はというと、甘酸っぱく、薬っぽい感じで今まで遭遇したことのない味だった。