ナスタチウム
|
ナスタチウム
ノウゼンハレン科の一年草
本来は多年草であるが耐寒性がないので日本では一年草扱いとなっている。寒さだけでなく意外にも暑さにも弱いそうだ。
原産地はペルーからブラジル
学名はTropaeolum majus
花がノウゼンカズラに、葉がハスに似ていることから和名はノウゼンハレン(凌霄葉蓮)、キンレンカ(金蓮花)という。
英名はGarden nasturtium、Indian cress
ナスタチウムの花はビビッドな色が多く、今まで育てようという気にならなかった。
でも「西の魔女が死んだ」(梨木香歩 著)で、サンドイッチにこの葉っぱをはさむというのがあった。ぴりっと辛みのあるこの葉っぱを始めは抜き取って食べていた主人公のまいがこれを抜き取らずにそのまま食べて精神的に成長したことの象徴として描かれていて食べてみたいと思ったので育ててみた。
花が咲いてみると今まで育てたことのない花色で新鮮だった。
今日は猛暑日で、強い日差しのもと、そのあまりの鮮やかさにちょっとクラっときた。
よく見ると花びらにひげのようなものがある。ちょっと不思議な花びら。
葉っぱは濃い緑でハスの葉っぱをコンパクトにした感じ。
で、食べてみた。葉っぱ、花ともにぴりっと辛みがあり、ローストビーフのサンドイッチにあいそうな気がした。今度作ってみよう。