ギボウシ ブンチョウコウ(擬宝珠 文鳥香)
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ギボウシ ブンチョウコウ(擬宝珠 文鳥香)
ユリ科の多年草
原産地は日本
学名はHosta sieboldii 'Bunchoko'
斑入り千島ギボウシともいう
江戸時代から伝わる小葉ギボウシ系の古典的品種とのこと。
紫色の濃いはっきりしたスジがアクセントになってくっきりとした顔立ちの花となっている。
葉っぱは細い白覆輪で、つや消しっぽく、笹の葉のような質感で、和の雰囲気があふれている。
ウチにあるギボウシのなかで葉焼けのないのはは唯一これだけ。丈夫なようだ。
文鳥香なんて名前なので香りがあるのかと思って連れて来た。
でもそもそも文鳥に香りがあるなんて知らないし、ましてやどんな香りなのかも想像がつかなかったけれど、小振りの葉っぱが可愛かったので、まぁいいかと思った。
花も葉っぱも香らない。
なんで文鳥香なんて名前がついたんだろ?
小さな尖った葉に文鳥の嘴の様な白い縁取りのあることに起因するんだろうか?
江戸時代のことなので和の香り漂う命名になったのは当然なんだろうけれど。
すっきりとした花姿が涼しげでよい。