卯の花日記

クレオメ

クレオメ
フウチョウソウ科の一年草
原産地は南アメリカ
学名はCleome spinosa
英名はspider flower
和名はセイヨウフウチョウソウ

つぼみの時は白。咲き始めの頃からピンクにそしてさらに時間が経つと薄いピンクにと花弁の色が変化していく。長いシベとともにとても華やか。

花びらが展開する前にシベがぐっと伸びてつぼみに納まりきらず先端が飛び出すのではなく根元のところがはみ出してくる。

受粉すると細長い子房が徐々に大きくなる。

どんどん咲き上がっていき夏の終わり頃には長い花糸の先についたタネがたくさんぐるっと茎を取り囲みかなりワイルドな草姿になって咲き始めのころの優雅な雰囲気とはかけ離れたものとなる。

英名はspider flower。こうして見ると確かにクモに似ている。

夏野菜

トマトがやっと色付いてきた。
明日の朝には真っ赤な完熟トマトが楽しめそうでうれしい。

キュウリの雌花がちょうど咲いていた。


今年は４月、5月の天候がおかしくて苗を植えるタイミングがずれてしまい成育も遅れ気味だけど何とか収穫はできそうでよかった。
この他に例年通り夏野菜の定番ナス、ピーマン、シシトウを植え、ぽっつん、ぽっつんと収穫中。

以前から興味があったシカクマメ、バターナッツのタネをホームセンターでみつけたので今年初めて育ててみることにした。
オクラは去年自家採種のタネを播き育成中。

青い花

ヘリオフィラ ロンギフォリア

アブラナ科の青い花は初めて知った。
この青が黄色に変わればアブラナそのもの。
同じカタチでも見慣れた黄色ではなく青となるとぱっと見アブラナ科とはとても思いつかない。
この爽やかな青い小花は一年草だけど毎年咲かせたいと思う。

サルビア プラテンシス

サルビアではよくある色だけど、うちでは春先に真っ先に咲くサルビア。
日本ではサルビア ガラニティカがメドーセージとして流通してるけどこちらが本当のメドーセージ。
花は長い花穂に行儀よく並んでいるんだけど、花茎は背が高いのであっちこっちに傾いて行儀よくとはなかなかいかない。
でもこの時期に次々に花穂を伸ばし咲く姿は存在感がある。

エレモフィラ ニベア

微毛で覆われた枝葉は白く優しげながら異彩を放ち、花もなかなかのもの。

枝が細いせいか直立できなくてどうしても倒れてしまう。
花が終われば短くして低めにそだてるのがいいようだ。

ゴーヤ

ゴーヤ
ウリ科のツル性１年草
原産地は熱帯アジア
学名はMomordica charantia
ツルレイシ、ニガウリともい

ウリ科によく見られる花だけど、クリアな明るい黄色が印象的で良い香りがする。

6月頃に苗を植えて順調にツルは伸びて花も咲いていたけれど、咲く花はどれも雄花ばかりで雌花がまったく咲かなかった。
摘心をすればよいということだったので摘心もしてみたけれど変化はなかった。
先月半ばに葉っぱに埋もれていた実を一つ発見したけれど以降は今月始めになるまで実はなっていない。
今月始め頃にやっと小さな実を発見してそれが徐々に成長してきてそろそろ収穫の時期を迎えている。


この他にあと3個ある。
今年のゴーヤの収穫は5個でおしまひ・・・と。

サルビア コッキネア 'スノーニンフ’

サルビア コッキネア 'スノーニンフ’
シソ科の多年草、耐寒性がないので日本では１年草扱い
原産地は中南米
学名はSalvia coccinea ‘Snow Nymph’

サルビアには珍しい純白の花。
6月くらいから涼やかに咲く。花後に切り戻しておけばすぐにまた次の花芽があがってきて咲き出す。
スノーニンフの名前がジャストフィットしている。

ハナビシソウ

去年はじめて育てたハナビシソウ。温暖なところでは宿根するということだったけれど、よく育ってなかったせいもあるかもしれないが宿根しなかった。
タネはかろうじて一さやだけ採れた。でもそう育っているふうもなくとても貧弱なタネで、播いてはみたもののちゃんと発芽するのかと不安だった。
不安は的中し、発芽したのは一つだけだった。
その一株が何とか育ち開花した。
去年のは花弁が二重になっていたのに今年は一重咲き。
色は変わりなく優しいクリーム色。

本来は八重咲きだったミルクメイドが去年のものは八重までいかなくて二重咲きで、今年はさらに変異して一重になった。本来の姿に徐々に戻ったということだろうか？

セリンセ 今年もエビに

セリンセ マヨール'パープレッセンス’
ムラサキ科の１年草
原産地は地中海沿岸
学名はCerinthe major 'purpurascens'
キバナルリソウ（黄花瑠璃草）ともいう

去年はじめて育てて、タネを取り今年はタネから育てた。
咲き始めた一ヶ月前はこんな感じ。

まだ花穂が短く苞の重なりがなくエビのようにはなっていない。
これが一月経つと上のように見事なエビ体型になる。

それにしても今年は苞の青みが足りない。去年ははっと目を引く美しさだったのに今年はどうしたんだろ？
ちょっと残念。

草取り

きのうはやたら暑いなと思っていたら夏日だったとか。
今日の朝はくもり気味で暑くなりそうな気配がなかったので以前から気になっていた草取りをした。
ぼーぼーに伸びたスギナは遠目にはきれいなグリーンなんだけどなぁ。このまま放置というわけにはいかないのでお昼過ぎまでかかって片付けた。
うぅ、腰が痛い。

夏野菜の苗を少し買ってきたので菜園コーナーもきれいに片付けなければ・・・。
菜園コーナーは今ボリジとロケットとカモミールでジャングル状態。タマネギやニンニクも植わっているというのにね。
ロケットは葉っぱは硬くなっているけれどツボミは柔らかいのでツボミを摘んで食べている。
ボリジはもっぱら鑑賞用。水揚げがとてもいいので生けたりもしている。
これだけ花が咲けば数打ちゃ当たるで、こぼれ種でまた出てきそうな予感。

自家採種のスナップエンドウ

スナップエンドウが収穫できるようになってきた。
去年収穫したものと同等のスナップエンドウが成っている。なので去年買ったタネはF1ではなかったようだ。
発芽率が悪く見えたのは鳥にタネを食べられてしまっていたのかもしれない。
このタネを今年も自家採種してみようと思う。

リナリア

リナリア
ゴマノハグサ科の一年草
原産地はヨーロッパ
学名はLinaria bipartita
ヒメキンギョソウ(姫金魚草)、ムラサキウンラン(紫海蘭)ともいう

秋にまいた種の播き床から明らかに播いたものと違う双葉が一本出てきてなんだろうと思いそのまま放置していた。
花が咲いてやっとリナリアと判明。

お行儀よく並んで咲いてかわいかった。